私たちがご提供しているリハビリ・プログラム《パワーリハビリテーション》は、
顧問でもある竹内孝仁先生(国際医療福祉大学大学院教授、
日本自立支援介護・パワーリハ学会理事長)が開発した、
老化を効果的に食い止め、
動かしづらくなった筋肉を再び動かしやすくするという、
【維持期】に最適な自立支援介護のためのリハビリ・プログラムです。
動かなくなった筋肉(不活動筋)を再び活動筋へ戻す
パワーリハビリテーション(以下、パワーリハビリ)は、
医療・福祉の先進国であるヨーロッパの中でも、
特に厳格な安全基準を設けているドイツにおいて、
メディカル機器としての承認を受けた、
リハビリ専用のトレーニングマシン6台を使用します。
各マシンでは、座位の正しいポジショニングで、
軽い負荷(重り)による同じ軌道(方向)の動きを、
無理なく繰り返し行うことにより、
"座る・立つ・歩く" という3つの基本的な生活動作に必要な、
「動かさないことで、動かなくなった筋肉(不活動筋)」を再び活動筋へと戻し、
だんだんとスムーズに動かせるようにしていきます。
不活動筋を、本来働いていた軌道で、無理なく繰り返し動かす
ある運動をする主な筋肉が、神経マヒや車イス生活などが原因で、
思うように動かなくなっているとき、
別の筋肉がその不活動筋に代わって働くことを"代償運動"といいます。
その場合、何も考えずに動かすと、強い筋肉だけが働き、
目的とする不活動筋の訓練にはなりません。
つまり、不活動筋や弱くなった筋肉の回復を図ろうとするときには、
別の筋肉による代償運動を防ぐために、
その不活動筋を、本来働いていた軌道の通りに、
無理なく繰り返し動かすことがポイントとなります。
マシンだからこそ、常に同じ負荷と同じ軌道でトレーニングできる
たとえ優秀なPTやOPであっても、
各ご利用者さまに対して、週に3~4回、
数カ月以上にわたり、同じ負荷と同じ軌道で、
繰り返しリハビリトレーニングを続けていくということは、
至難の業だと思います。
つまり、一人ひとりのご利用者さまに合わせて、
常に同じ負荷かつ同じ軌道で、
繰り返し無理なくリハビリトレーニングを続けること、
また状態によって細かく正確な負荷の調整が必要になった場合でも、
それらはマシンだからこそ可能となります。
『リハプライド』が"介護を改善する"ためのリハビリで、
PTやOPがいなくても、顕著な改善を数多く実現できているのは、
このような理由からなのです。
リハプライドHPより引用